2015/01/28

01 初矢(しょや)

古事記・日本書紀の国生み・国造りの神話を神楽に取り込んだものである
地球がまだ定まらず。混沌としていた時代の話、
天上の世界である「高天原」に一人の神が生まれました。
名を天御中主尊(あめのみなかぬしのみこと)といいました。
この神は地球の中心霊といわれ、この神の霊力で、
天地の気も万物の気も生まれるのである。

この神楽は天御中主尊が地球上に万物の
生まれる源(精気・元気)を創造されるという舞である。


雄勝法印神楽 演目

01 初矢(しょや)
02 両天(りょうてん)
03 三天(さんてん)
04 四天(してん)
05 宇賀玉(うがたま)
06 岩戸開(いわどびらき)
07 叢雲(むらくも)
08 魔王退治(まおうたいじ)
09 五矢(ごや)
10 鬼門(きもん)
11 道祖(どうそ)
12 所望分(しょもうわけ)
13 蛭児(ひるこ)
14 笹結(ささむすび)
15 橋引(はしひき)
16 醜女退治(きじょたいじ)
17 空所(くうしょ)
18 順唄 (じゅんばい) 
19 日本武尊(やまとたけるのみこと)
20 白露(はくろ)
21 釣弓(ちきゅう)
22 産屋(うぶや) 
23 荒神舞(こうじんまい)
24 二之矢(にのや)
25 普照(ふしょう)
26 湯之父(ゆのちち)
27 国譲(こくじょう)
28 獅子(しし)


2015/01/27

02 両天(りょうてん)

この神楽も国生み・国造りの神話から仕組んだ舞である。
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)
二柱の神がはじめて夫婦の道を確立されました。
山には木の神を配し育て、金を司る神、水を支配する神、
土を支配する神などを育みましたが、人々が生活し、
栄えるためには「火」を用いる事だと考えて火の神を生むことにしました。
伊邪那美命が身ごもり火の神を生みますと、
悲しくも母親の伊邪那美命を焼き殺してしまいました。

父、伊邪那岐命は嘆き怒り、生まれたばかりの火の神、
火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ;加具土命)を惨殺してしまいました。
ところが、伊邪那岐命の用いた剣の先から血がほとばしって凝り固まり、
磐裂神(イワサクノカミ)・根裂神(ネサクノカミ)という二柱の神が生まれました。
この神は岬や沢合いとかの村々、里々の境を守る神といわれています。


雄勝法印神楽 演目

01 初矢(しょや)
02 両天(りょうてん)
03 三天(さんてん)
04 四天(してん)
05 宇賀玉(うがたま)
06 岩戸開(いわどびらき)
07 叢雲(むらくも)
08 魔王退治(まおうたいじ)
09 五矢(ごや)
10 鬼門(きもん)
11 道祖(どうそ)
12 所望分(しょもうわけ)
13 蛭児(ひるこ)
14 笹結(ささむすび)
15 橋引(はしひき)
16 醜女退治(きじょたいじ)
17 空所(くうしょ)
18 順唄 (じゅんばい) 
19 日本武尊(やまとたけるのみこと)
20 白露(はくろ)
21 釣弓(ちきゅう)
22 産屋(うぶや) 
23 荒神舞(こうじんまい)
24 二之矢(にのや)
25 普照(ふしょう)
26 湯之父(ゆのちち)
27 国譲(こくじょう)
28 獅子(しし)

2015/01/25

04 四天(してん)

この舞も国生み国造りの神話である。
伊邪那岐命・伊邪那美命の二柱の神は日本の国を国を生み、
そして日本の国を治めるべき神々を生みました。

この神楽は、二柱の神が日本の自然を割り出して一年を360とし、
東西南北と春夏秋冬を定め、まず東方を春とし90日は
天合尊(あめあいのみこと)の主領、西を秋として90日は
天八百日尊(あめのやおひのみこと)の主領、
南方を夏として90日を天三下尊(あめのみしものみこと)主領、
北を冬としては90日は天八下尊(あめのやしものみこと)主領と定め、
この四神が協力して四季が安定し、日本の国が栄えていくという舞である。


雄勝法印神楽 演目

01 初矢(しょや)
02 両天(りょうてん)
03 三天(さんてん)
04 四天(してん)
05 宇賀玉(うがたま)
06 岩戸開(いわどびらき)
07 叢雲(むらくも)
08 魔王退治(まおうたいじ)
09 五矢(ごや)
10 鬼門(きもん)
11 道祖(どうそ)
12 所望分(しょもうわけ)
13 蛭児(ひるこ)
14 笹結(ささむすび)
15 橋引(はしひき)
16 醜女退治(きじょたいじ)
17 空所(くうしょ)
18 順唄 (じゅんばい) 
19 日本武尊(やまとたけるのみこと)
20 白露(はくろ)
21 釣弓(ちきゅう)
22 産屋(うぶや) 
23 荒神舞(こうじんまい)
24 二之矢(にのや)
25 普照(ふしょう)
26 湯之父(ゆのちち)
27 国譲(こくじょう)
28 獅子(しし)

2015/01/24

05 宇賀玉(うがたま)

伊勢の外宮、豊受大御神(とようけおおみかみ)・
保食神(うけもちのかみ)・稲荷神(いなりのかみ、いなりしん)の舞である。

素戔嗚尊(すさのおのみこと)が天照大神(あまてらすおおみかみ)の命を受けて
五穀の種をもらいに保食神のところにやってきました。
保食神は、天照大神の弟神である素戔嗚尊が訪ねて来たので大変に喜ばれ、
大歓待申し上げようと八尋殿という広い御殿の台所でせっせと
山海の珍しい料理を作っておりました。
素戔嗚尊はどんなご馳走が出てくるのかとそっと台所を覗いてみると、
保食神は一生懸命になって自分の口や尻から珍しい食物を
取り出して調理しておりましたが、
素戔嗚尊は「我に馳走するのに、口や尻から食物を取り出すとは穢いにもほどがある」と
怒り狂い保食神を斬って帰り、その様子を天照大神に報告しました。

天照大神は大変に嘆かれ、「保食神は総身が食べ物の化身なのに
お前はそれが見抜けぬのか?」と言い素戔嗚尊と暫く口をきかなくなりました。
そこで天照大神は保食神のところに別な使者を送ってみると、
斬られた保食神の全身から五穀がでておりました。
口から栗、目から麦、尻からは大豆という風に生えておりました。

その五穀を種として大八州国、即ち日本の全土に植え増やし、
今日に至るまで人々の生命をつなぐ五穀が出来たのであります。
この神楽は、国民が五穀の種を蒔いて一生懸命に育て、
食料を確保しようと努力していると、魔王が現れ、
五穀が稔る霊力を持っている「宇賀玉」という宝物を農民から取り上げてしまいました。五穀は実らず、不作つづきで国民が困っているところに、
保食神が農民に化けて現れ、酒を飲ませたりの術策を以って、
魔王から「宇賀玉」を取り戻し、荒魂(あらみたま・武力)を
持つ神の力を求めて魔王を追い払うという、実にユーモラスな楽しい神楽です。


雄勝法印神楽 演目

01 初矢(しょや)
02 両天(りょうてん)
03 三天(さんてん)
04 四天(してん)
05 宇賀玉(うがたま)
06 岩戸開(いわどびらき)
07 叢雲(むらくも)
08 魔王退治(まおうたいじ)
09 五矢(ごや)
10 鬼門(きもん)
11 道祖(どうそ)
12 所望分(しょもうわけ)
13 蛭児(ひるこ)
14 笹結(ささむすび)
15 橋引(はしひき)
16 醜女退治(きじょたいじ)
17 空所(くうしょ)
18 順唄 (じゅんばい) 
19 日本武尊(やまとたけるのみこと)
20 白露(はくろ)
21 釣弓(ちきゅう)
22 産屋(うぶや) 
23 荒神舞(こうじんまい)
24 二之矢(にのや)
25 普照(ふしょう)
26 湯之父(ゆのちち)
27 国譲(こくじょう)
28 獅子(しし)

2015/01/23

06 岩戸開き(いわどびらき)

本神楽の中で最も重要視されていて必ず舞うこととされている。
「岩戸開」を舞わないと、神輿の神社への還幸をしないほどである。
湯立の神事は、本神楽の「岩戸開」の故事「湯を立て、庭火を焚き」
から取り入れられ、雄勝町では神楽舞の根源と言われて来ているが、
この「岩戸開」の精神は人間の苦難を切り開く道を教えております。

弟の素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱行によって、
高天原の平和が破られたため、天照大神(あまてらすおおみかみ)は
ついに政を見放して天の岩屋に身を隠してしまいました。
そのため光が失われ暗黒の世となり魔王魔人が横行したため、
群神・万民大いに困り、何とかして元の明るい楽しい世にするべく相談しました。
思兼神(おもひかねのかみ)のように物事を深く遠く考えて、
また天児屋命(あめのこやねのみこと)のように自身をもって堂々と
人を説いて協力を求める。

そこには利害や駆け引きがあってはなりません素っ裸になって事に当たる、
天宇受賣命(あめのうずめのみこと)の姿であり、
そのようなみんなの協力が、天手力雄神(あめのたぢからおのみこと)の
強い力となるのです。
個人も、地区も、町も、一人一人がてんでんばらばらであってはなりません。
中心となる者を求めて結集し、共存共栄する社会を、
家庭を創造せよと言うことを教えてる神楽である。


雄勝法印神楽 演目

01 初矢(しょや)
02 両天(りょうてん)
03 三天(さんてん)
04 四天(してん)
05 宇賀玉(うがたま)
06 岩戸開(いわどびらき)
07 叢雲(むらくも)
08 魔王退治(まおうたいじ)
09 五矢(ごや)
10 鬼門(きもん)
11 道祖(どうそ)
12 所望分(しょもうわけ)
13 蛭児(ひるこ)
14 笹結(ささむすび)
15 橋引(はしひき)
16 醜女退治(きじょたいじ)
17 空所(くうしょ)
18 順唄 (じゅんばい) 
19 日本武尊(やまとたけるのみこと)
20 白露(はくろ)
21 釣弓(ちきゅう)
22 産屋(うぶや) 
23 荒神舞(こうじんまい)
24 二之矢(にのや)
25 普照(ふしょう)
26 湯之父(ゆのちち)
27 国譲(こくじょう)
28 獅子(しし)

2015/01/22

07 叢雲(むらくも)

この神話はあまりにも有名であり素戔嗚尊(すさのおのみこと)の
大蛇退治で知られている。

姉の天照大神(あまてらすおおみかみ)に反抗した罪で、
高天原を追放された素戔嗚尊は、出雲の国の須賀という
里に流れる簸の川の川上にきました。

そこには一軒の家があり中を覗いてみると白髪の老夫婦が
若い美しい姫を抱いて泣き悲しんでおりました。
素戔嗚尊が訳を尋ねると、この老人は山の神で脚摩乳命(あしなづち)といい、
老母は手名椎(てなづち)という夫婦で、姫は二人の八番目の娘で
奇稲田姫(くしなだひめ)といいました。

この親子の住む里の山奥に八岐大蛇(やまたのおろち)が住みついて、
毎年里におりてきては成長した姫を次々に連れ去って、
遂に一人残った末娘の番になり、この娘も今晩か明晩にも
連れ去られる運命であることを知りました。
素戔嗚尊は非常に哀れみ、大蛇を退治することにしました。

まず、稲田姫を素戔嗚尊の妻にすることを約束し、大蛇退治の作戦を立てました。
第一に強い酒を造り8つの瓶に入れ、戸口には垣根を作り、
その垣根に8つの門を作り、酒の入った瓶を並べました。
いよいよ八岐大蛇が出てきたが、酒が好きな大蛇は酒の匂いに誘われて、
八つの頭を八つの瓶にそれぞれ入れて飲み、遂には酔いつぶれてしまいました。

素戔嗚尊は今が好機とおどりでて、十握剣(とつかのつるぎ)で大蛇の首を斬り落とし、
最後に尾を切り裂いたとき十握剣が刃こぼれをしました。
不思議におもった素戔嗚尊が確かめると、大蛇の尾の先から見事な剣が出て来ました。
素戔嗚尊はこの剣に「天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)」と名付け
熱田神宮に祀りました。

後に、日本武尊がこの剣で枯れ草をなぎ倒し、
難を逃れたので、「草薙の剣」ともよばれました。


雄勝法印神楽 演目

01 初矢(しょや)
02 両天(りょうてん)
03 三天(さんてん)
04 四天(してん)
05 宇賀玉(うがたま)
06 岩戸開(いわどびらき)
07 叢雲(むらくも)
08 魔王退治(まおうたいじ)
09 五矢(ごや)
10 鬼門(きもん)
11 道祖(どうそ)
12 所望分(しょもうわけ)
13 蛭児(ひるこ)
14 笹結(ささむすび)
15 橋引(はしひき)
16 醜女退治(きじょたいじ)
17 空所(くうしょ)
18 順唄 (じゅんばい) 
19 日本武尊(やまとたけるのみこと)
20 白露(はくろ)
21 釣弓(ちきゅう)
22 産屋(うぶや) 
23 荒神舞(こうじんまい)
24 二之矢(にのや)
25 普照(ふしょう)
26 湯之父(ゆのちち)
27 国譲(こくじょう)
28 獅子(しし)

2015/01/21

08 魔王退治(まおうたいじ)

手足の爪を抜かれて、高天原から追放された素戔嗚尊(すさのうのみこと)は
自分のわがままを悔い、善い神になろうと諸国を巡って修行を積みました。

この神楽は素戔嗚尊が修行のため諸国を巡ってる内に、
ある所に魔王・魔神が出没して邪魔をするので、生業が出来ず悩み、
苦しんでいる住民を見て魔王・魔神を服従させるなどして、
安住楽土を築いてやるという舞である。


雄勝法印神楽 演目

01 初矢(しょや)
02 両天(りょうてん)
03 三天(さんてん)
04 四天(してん)
05 宇賀玉(うがたま)
06 岩戸開(いわどびらき)
07 叢雲(むらくも)
08 魔王退治(まおうたいじ)
09 五矢(ごや)
10 鬼門(きもん)
11 道祖(どうそ)
12 所望分(しょもうわけ)
13 蛭児(ひるこ)
14 笹結(ささむすび)
15 橋引(はしひき)
16 醜女退治(きじょたいじ)
17 空所(くうしょ)
18 順唄 (じゅんばい) 
19 日本武尊(やまとたけるのみこと)
20 白露(はくろ)
21 釣弓(ちきゅう)
22 産屋(うぶや) 
23 荒神舞(こうじんまい)
24 二之矢(にのや)
25 普照(ふしょう)
26 湯之父(ゆのちち)
27 国譲(こくじょう)
28 獅子(しし)

2015/01/20

09 五矢(ごや)

戔嗚尊が天照大神に乱暴を働き、高天原を追放され
自らの前非を悔い改め、諸国を巡って修行しているうちのある日,
行けども行けども人家はなく朝から一粒の食べ物も口に入れず、
日暮れとともに空腹と疲れを感じておりました。

尊は今夜も野宿かと重い足を運びました。するとはるか彼方にポツンと
1つの灯りをみつけ、喜んだ尊は重い足を早めました。
そこには2軒の家があり、1軒は豊かな暮らし向きと見られ、
もう一軒は家の中から灯りも見えず貧しい様子にみえました。

豊かな家は「巨旦」といい、貧しい方は「蘇民」という兄弟でした。
尊はまず巨旦の家で一夜の宿を乞いましたが、尊のボロボロの風体を
見た巨旦はにべもなく断り、尊は致し方なく、重い足を蘇民の門口に
移しました。蘇民夫婦は温かく尊を迎い入れ、栗の飯でよければと
食べさせ、夜具も無いのでと栗殻を敷いて尊を休ませてくれました。

尊は、温かい蘇民夫婦のもてなしに非常に感激して、貧しい蘇民夫婦の
ために色々な教えごとをしました。
そのような教えごとを受けた蘇民は年毎に栄え、一方豊かであった巨旦は
年毎に落ち目になり、遂にはその土地を去っていったといわれています。
「情けは人の為ならず」、ということを教えている神楽である。


雄勝法印神楽 演目

01 初矢(しょや)
02 両天(りょうてん)
03 三天(さんてん)
04 四天(してん)
05 宇賀玉(うがたま)
06 岩戸開(いわどびらき)
07 叢雲(むらくも)
08 魔王退治(まおうたいじ)
09 五矢(ごや)
10 鬼門(きもん)
11 道祖(どうそ)
12 所望分(しょもうわけ)
13 蛭児(ひるこ)
14 笹結(ささむすび)
15 橋引(はしひき)
16 醜女退治(きじょたいじ)
17 空所(くうしょ)
18 順唄 (じゅんばい) 
19 日本武尊(やまとたけるのみこと)
20 白露(はくろ)
21 釣弓(ちきゅう)
22 産屋(うぶや) 
23 荒神舞(こうじんまい)
24 二之矢(にのや)
25 普照(ふしょう)
26 湯之父(ゆのちち)
27 国譲(こくじょう)
28 獅子(しし)

2015/01/19

10 鬼門(きもん)

俗に綱切り舞といわれている神楽です。素戔嗚尊は、
諸国を巡歴する中で目に見える災難は尊の徳を持って打ち祓い、
万民を救ってきましたが、世の中には魔物といわれる類の禍も多くあります。

病門と相対する北東の方角を鬼門といい、
時間では真夜中過ぎの一時から二時頃で、百鬼夜行の時とか、
屋棟も三寸下がる時といわれ、忌み嫌われる方位です。

病門の方位の祓いは「五矢」で、鬼門の方位の禍はこの神楽で打ち祓います。
地舞では最も複雑な手振りの、堂々とした舞です。


雄勝法印神楽 演目

01 初矢(しょや)
02 両天(りょうてん)
03 三天(さんてん)
04 四天(してん)
05 宇賀玉(うがたま)
06 岩戸開(いわどびらき)
07 叢雲(むらくも)
08 魔王退治(まおうたいじ)
09 五矢(ごや)
10 鬼門(きもん)
11 道祖(どうそ)
12 所望分(しょもうわけ)
13 蛭児(ひるこ)
14 笹結(ささむすび)
15 橋引(はしひき)
16 醜女退治(きじょたいじ)
17 空所(くうしょ)
18 順唄 (じゅんばい) 
19 日本武尊(やまとたけるのみこと)
20 白露(はくろ)
21 釣弓(ちきゅう)
22 産屋(うぶや) 
23 荒神舞(こうじんまい)
24 二之矢(にのや)
25 普照(ふしょう)
26 湯之父(ゆのちち)
27 国譲(こくじょう)
28 獅子(しし)

2015/01/18

11 道祖(どうそ)

導きの神、猿田彦尊の舞です。
猿田彦尊は天孫、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が
日本の国を治めるため降臨された時に、道が四方八方に分かれている、
天八衢(あめのやちまた)に立って、瓊瓊杵尊が迷わず日本の国まで
到達するよう道案内した神です。

その後天鈿女命と結婚し、賽の神として悪疫や災難を塞いだり、
道や港をつくり道祖神として、また人々には道義・道徳・人倫の道を教え、
庚申と崇められました。

地舞の神楽としては最高の舞で、神楽通の見る神楽と言われています。


雄勝法印神楽 演目

01 初矢(しょや)
02 両天(りょうてん)
03 三天(さんてん)
04 四天(してん)
05 宇賀玉(うがたま)
06 岩戸開(いわどびらき)
07 叢雲(むらくも)
08 魔王退治(まおうたいじ)
09 五矢(ごや)
10 鬼門(きもん)
11 道祖(どうそ)
12 所望分(しょもうわけ)
13 蛭児(ひるこ)
14 笹結(ささむすび)
15 橋引(はしひき)
16 醜女退治(きじょたいじ)
17 空所(くうしょ)
18 順唄 (じゅんばい) 
19 日本武尊(やまとたけるのみこと)
20 白露(はくろ)
21 釣弓(ちきゅう)
22 産屋(うぶや) 
23 荒神舞(こうじんまい)
24 二之矢(にのや)
25 普照(ふしょう)
26 湯之父(ゆのちち)
27 国譲(こくじょう)
28 獅子(しし)

2015/01/17

12 所望分(しょもうわけ)

伊奘諾尊・伊奘冉尊二柱の神は日本の国を永住の地と定め、
いろいろなものを造り育てました。

一年を三百六十日と定め、農耕を行う上で便利にしました。
春を東(青色)として九十日は木の神・天合尊(あめあいのみこと)に、
夏は南(赤)で九十日は火の神・天三下尊(あめのみしものみこと)に、
秋を西(白)にとして九十日は金の神・天八百日尊(あめのやおひのみこと)に、
冬は北(黒)で九十日は水の神・天八下尊(あめのやしものみこと)に
それぞれ司らせることにしました。

暫くはよく守られていたが、「土」(黄色)の神である
八十万魂尊(やそよろずたまのみこと)の守る日が無いので、
土地がどんどん痩せ、作物が稔らなくなりました。
そこで八十万魂尊は私も四季の中に加えてほしいと願いましたが、
叶わず戦いとなりました。そこにあらゆる者の中心霊である
天御中主尊(修験道では大元気神)が現れ、
土の神である八十万魂尊の申し分も尤もだと、四季に加わるよう調停しました。

即ち、一神につき九十日の持分から十八日ずつを分けて七十二日の持分とし、
「土用」は十八日として季節の変わり目に入れ、
一年四土用で七十二日となるように定めました。

これより五行の神達が仲良く一年を治めたので国民の暮らしも
豊かになったと申します。
何事もお互い協力し合えば栄えることを教えています。


雄勝法印神楽 演目

01 初矢(しょや)
02 両天(りょうてん)
03 三天(さんてん)
04 四天(してん)
05 宇賀玉(うがたま)
06 岩戸開(いわどびらき)
07 叢雲(むらくも)
08 魔王退治(まおうたいじ)
09 五矢(ごや)
10 鬼門(きもん)
11 道祖(どうそ)
12 所望分(しょもうわけ)
13 蛭児(ひるこ)
14 笹結(ささむすび)
15 橋引(はしひき)
16 醜女退治(きじょたいじ)
17 空所(くうしょ)
18 順唄 (じゅんばい) 
19 日本武尊(やまとたけるのみこと)
20 白露(はくろ)
21 釣弓(ちきゅう)
22 産屋(うぶや) 
23 荒神舞(こうじんまい)
24 二之矢(にのや)
25 普照(ふしょう)
26 湯之父(ゆのちち)
27 国譲(こくじょう)
28 獅子(しし)

2015/01/16

13 蛭児(ひるこ)

西宮神社の祭神、蛭児尊の舞です。

伊奘諾尊・伊奘冉尊二柱の神は日本の国を治める神々を生みました。
はじめに天照大神、次に月読尊、次に蛭児尊を生みましたが
(古事記では、一番初めに女神が声をかけて生まれた子が蛭児で海に流し、
子の数には入れないとあります)三歳になっても足が立ちませんでした。
そこで気の毒であるがと、天磐櫲樟船(あめのいわくすふね)に
乗せて海に流してしまいました。海に流された蛭児尊は西宮の主となり、
海の守りと漁の守護神として、日本の海運と漁業の振興に大きい功績を残しました。
富の豊かな恵比寿の神として、今も漁業家や商家の振興を集めている神楽です。


雄勝法印神楽 演目

01 初矢(しょや)
02 両天(りょうてん)
03 三天(さんてん)
04 四天(してん)
05 宇賀玉(うがたま)
06 岩戸開(いわどびらき)
07 叢雲(むらくも)
08 魔王退治(まおうたいじ)
09 五矢(ごや)
10 鬼門(きもん)
11 道祖(どうそ)
12 所望分(しょもうわけ)
13 蛭児(ひるこ)
14 笹結(ささむすび)
15 橋引(はしひき)
16 醜女退治(きじょたいじ)
17 空所(くうしょ)
18 順唄 (じゅんばい) 
19 日本武尊(やまとたけるのみこと)
20 白露(はくろ)
21 釣弓(ちきゅう)
22 産屋(うぶや) 
23 荒神舞(こうじんまい)
24 二之矢(にのや)
25 普照(ふしょう)
26 湯之父(ゆのちち)
27 国譲(こくじょう)
28 獅子(しし)

2015/01/15

14 笹結(ささむすび)

伊奘諾尊・伊奘冉尊二柱の神は天浮橋(あめのうきはし)から
海に入れた鉾を引き上げると、鉾の先から滴り落ちた潮が固まって
「於能碁呂嶋(おのころしま)」ができました。

二柱の神はそこに住み、さらに淡路島、本州、四国、九州など
八つの島を開拓され、ここに大八州の国すなわち日本の国ができました。
住民も増え春は花、夏は緑、秋は紅葉、冬は雪という一大楽園となりました。

ところが、どこから流れ住み着いたのか胴は一つで頭は五つもある
五鬼王という者が現れて悪行を続けたため、武の神、田中明神に
頼んでこの五鬼王を退治するという舞です。


雄勝法印神楽 演目

01 初矢(しょや)
02 両天(りょうてん)
03 三天(さんてん)
04 四天(してん)
05 宇賀玉(うがたま)
06 岩戸開(いわどびらき)
07 叢雲(むらくも)
08 魔王退治(まおうたいじ)
09 五矢(ごや)
10 鬼門(きもん)
11 道祖(どうそ)
12 所望分(しょもうわけ)
13 蛭児(ひるこ)
14 笹結(ささむすび)
15 橋引(はしひき)
16 醜女退治(きじょたいじ)
17 空所(くうしょ)
18 順唄 (じゅんばい) 
19 日本武尊(やまとたけるのみこと)
20 白露(はくろ)
21 釣弓(ちきゅう)
22 産屋(うぶや) 
23 荒神舞(こうじんまい)
24 二之矢(にのや)
25 普照(ふしょう)
26 湯之父(ゆのちち)
27 国譲(こくじょう)
28 獅子(しし)

2015/01/14

15 橋引(はしひき)

「度会の川」といいますから、伊勢の度会川でしょうか。
この川に橋を架けようとしたが、何度やっても失敗しました。
そこで神に願をかけると、「川上に有馬明神の社があり、
その境内に『伊会杉』という見事な杉が三本あり、
その杉を里の乙女に曳かせれば橋が成就する」という夢のお告げがありました。

その乙女を探すと「乙鶴御前(おとづるごぜん)」という姫で、
この姫に頼んでその木を曳いてもらうことになりました。
それは去年の三月、乙鶴御前が伊会杉の下で雨晴らしをしたとき、
一首の和歌をよみました。その和歌が有馬明神のお気に召して
今日の次第となったのでした。

乙鶴御前の手助けで橋が見事に成就するという楽しい舞です。


雄勝法印神楽 演目

01 初矢(しょや)
02 両天(りょうてん)
03 三天(さんてん)
04 四天(してん)
05 宇賀玉(うがたま)
06 岩戸開(いわどびらき)
07 叢雲(むらくも)
08 魔王退治(まおうたいじ)
09 五矢(ごや)
10 鬼門(きもん)
11 道祖(どうそ)
12 所望分(しょもうわけ)
13 蛭児(ひるこ)
14 笹結(ささむすび)
15 橋引(はしひき)
16 醜女退治(きじょたいじ)
17 空所(くうしょ)
18 順唄 (じゅんばい) 
19 日本武尊(やまとたけるのみこと)
20 白露(はくろ)
21 釣弓(ちきゅう)
22 産屋(うぶや) 
23 荒神舞(こうじんまい)
24 二之矢(にのや)
25 普照(ふしょう)
26 湯之父(ゆのちち)
27 国譲(こくじょう)
28 獅子(しし)

2015/01/13

16 醜女退治(きじょたいじ)

伊奘諾尊・伊奘冉尊二柱の神によって生まれた
木の神、金の神、水の神、土の神の四神がそれぞれ
自分の特徴を述べ合って自慢話に花を咲かせるが、
火の神が加わってこそ万物が栄えることに気付きました。

そこで四神が火の神を探しにいくと、醜女が火の神に化けて出て四神を苦しめました。
そこへ賽の神が醜女を追ってでて、四神を守り、醜女を退治するという舞です。

四神の言葉に定めはありません。面白可笑しく自慢話を語り合います。


雄勝法印神楽 演目

01 初矢(しょや)
02 両天(りょうてん)
03 三天(さんてん)
04 四天(してん)
05 宇賀玉(うがたま)
06 岩戸開(いわどびらき)
07 叢雲(むらくも)
08 魔王退治(まおうたいじ)
09 五矢(ごや)
10 鬼門(きもん)
11 道祖(どうそ)
12 所望分(しょもうわけ)
13 蛭児(ひるこ)
14 笹結(ささむすび)
15 橋引(はしひき)
16 醜女退治(きじょたいじ)
17 空所(くうしょ)
18 順唄 (じゅんばい) 
19 日本武尊(やまとたけるのみこと)
20 白露(はくろ)
21 釣弓(ちきゅう)
22 産屋(うぶや) 
23 荒神舞(こうじんまい)
24 二之矢(にのや)
25 普照(ふしょう)
26 湯之父(ゆのちち)
27 国譲(こくじょう)
28 獅子(しし)

2015/01/10

19 日本武尊(やまとたけるのみこと)

この神楽は神皇第十二代、景行天皇の皇子、
小碓尊(おうすのみこと)の物語を舞にしたものです。

素戔嗚尊が出雲国、須賀の里で八岐大蛇を退治し、
尾から取り出した宝剣を「天の叢雲」と名付けて熱田神宮に祀りました。
ところが小碓命すなわち日本武尊に恨みを抱く魔女が、大山祇神の娘、
磐長姫に化身し、熱田神宮から叢雲の剣を盗み出し、
日本武尊に罪を負わせようとしました。

これを知った尊はこの魔女を退治し、
宝剣を取り戻して再び熱田神宮に納めるという舞です。


雄勝法印神楽 演目

01 初矢(しょや)
02 両天(りょうてん)
03 三天(さんてん)
04 四天(してん)
05 宇賀玉(うがたま)
06 岩戸開(いわどびらき)
07 叢雲(むらくも)
08 魔王退治(まおうたいじ)
09 五矢(ごや)
10 鬼門(きもん)
11 道祖(どうそ)
12 所望分(しょもうわけ)
13 蛭児(ひるこ)
14 笹結(ささむすび)
15 橋引(はしひき)
16 醜女退治(きじょたいじ)
17 空所(くうしょ)
18 順唄 (じゅんばい) 
19 日本武尊(やまとたけるのみこと)
20 白露(はくろ)
21 釣弓(ちきゅう)
22 産屋(うぶや) 
23 荒神舞(こうじんまい)
24 二之矢(にのや)
25 普照(ふしょう)
26 湯之父(ゆのちち)
27 国譲(こくじょう)
28 獅子(しし)

2015/01/08

21 鉤弓(ちきゅう)

本神楽の中で最も劇的で長時間を要し、道化あり、兄弟の争いあり、
そして和合し結ばれていく神々の恋愛を優雅に仕組み、
秋の夜長の夜神楽の、その舞姿は夢を見ているようです。

天孫、瓊瓊杵尊は、天照大神のご命令で日向の高千穂の峯に天降られ、
この地方の主である大山祇神(おおやまずみのかみ)の娘、
木花之開耶姫(このはなのさくやひめ)と結婚し、三人の男子を産みました。

長男を火闌降命(ほのすそりのみこと)、
次男を彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)三男は火明命といいました。

長男と次男の二人の御子は長じて兄は海を治め「海幸彦」と、
次男は山を納め「山幸彦」といわれました。

ある日二人はお互いの持ち物を交換して楽しみ遊ぶことになりました。
弟の彦火火出見尊は兄から釣竿を借り、喜んで釣りをしましたが、
なれぬ事とて一尾の魚も釣れず、ついには鉤(つりばり)を取られてしまいました。
弟は自分の立派な剣を潰し、たくさんの鉤を作り兄命に返しましたが、
元の鉤で返せと受け取ってくれません。困り果てた弟が思案に暮れていると、
一人の翁が龍宮に行けば分かるかもしれないと教えてくれました。
弟尊は龍宮に着き海神(わたつみのかみ)の娘豊玉姫と結婚し、
三年が三日に感ずる楽しい日々を送りましたが、鉤も見つかり、
兄に返すため本土に帰ることになりました。
姫は、あなたの兄は大変根性の悪いかたのようなので、
鉤を返すときは呪文を唱えて渡すこと。
また兄が許さないときには満珠(まんじゅ)・干珠(かんじゅ)の珠を使い分け、
兄命を改心させるよう話し宝珠を授けました。

尊は本土に帰り、兄命に鉤を返し、兄も改心しここに兄弟の和合が成立しました。


雄勝法印神楽 演目

01 初矢(しょや)
02 両天(りょうてん)
03 三天(さんてん)
04 四天(してん)
05 宇賀玉(うがたま)
06 岩戸開(いわどびらき)
07 叢雲(むらくも)
08 魔王退治(まおうたいじ)
09 五矢(ごや)
10 鬼門(きもん)
11 道祖(どうそ)
12 所望分(しょもうわけ)
13 蛭児(ひるこ)
14 笹結(ささむすび)
15 橋引(はしひき)
16 醜女退治(きじょたいじ)
17 空所(くうしょ)
18 順唄 (じゅんばい) 
19 日本武尊(やまとたけるのみこと)
20 白露(はくろ)
21 釣弓(ちきゅう)
22 産屋(うぶや) 
23 荒神舞(こうじんまい)
24 二之矢(にのや)
25 普照(ふしょう)
26 湯之父(ゆのちち)
27 国譲(こくじょう)
28 獅子(しし)

2015/01/07

22 産屋(うぶや)

天尊、彦火火出見尊が海神宮(わたつみや)(龍宮)の娘豊玉姫と結婚して、
姫は胎(みごも)りました。
この御子が男子であれば日本の王となる者なので龍宮で生まず、
本土へきて生むように約束して尊は本土に帰りました。
豊玉姫は産み月となり本土は渡ってきたので、
尊は喜んで九州の海岸に鵜の鳥の羽で屋根を葺き産屋を造りました。
豊玉姫は「私は龍神であり龍宮には龍宮のしきたりがあるのでその作法で生みますから、
産屋の中は決して見ないでください。」
と言って産屋に入りました。

見るなと言われれば見たくなるのが人情で、尊がそっと産屋を覗いて見ると、
姫は龍神蛇体となり中に玉のような男の子が生まれておりました。
尊は、豊玉姫は龍神の化身であったかと驚き、産屋を打ち破り、
皇子を救うという舞です。


雄勝法印神楽 演目

01 初矢(しょや)
02 両天(りょうてん)
03 三天(さんてん)
04 四天(してん)
05 宇賀玉(うがたま)
06 岩戸開(いわどびらき)
07 叢雲(むらくも)
08 魔王退治(まおうたいじ)
09 五矢(ごや)
10 鬼門(きもん)
11 道祖(どうそ)
12 所望分(しょもうわけ)
13 蛭児(ひるこ)
14 笹結(ささむすび)
15 橋引(はしひき)
16 醜女退治(きじょたいじ)
17 空所(くうしょ)
18 順唄 (じゅんばい) 
19 日本武尊(やまとたけるのみこと)
20 白露(はくろ)
21 釣弓(ちきゅう)
22 産屋(うぶや) 
23 荒神舞(こうじんまい)
24 二之矢(にのや)
25 普照(ふしょう)
26 湯之父(ゆのちち)
27 国譲(こくじょう)
28 獅子(しし)

2015/01/06

23 荒神舞(こうじんまい)

伊奘諾尊・伊奘冉尊二柱の夫婦の神は、日本の国土を固め、
神や人を生み山川草木を生み、動物を飼いならし安住楽土を築こうと努力しましたが、
火を用いることを知らないために、他の動物と同じ生食となり、
病気が多く死亡する国民も数多くありました。

そこで、火を司る軻遇突智(かぐつち)を生みましたが、
妻の伊奘冉尊は身体を焼かれてしまいました。
火は平和に、大切に用いると人のために大きな恵みとなりますが、
悪用したり粗末に扱うと何物も焼き尽くしてしまいます。

この神楽は火の神、軻遇突智またの名を火産霊神(ほむすびのかみ)が
自らをおさめる鎮火と、火防(ひぶせ)の霊力を舞に表現したものです。
地舞に太刀二還刀が入り軽快な舞です。


雄勝法印神楽 演目

01 初矢(しょや)
02 両天(りょうてん)
03 三天(さんてん)
04 四天(してん)
05 宇賀玉(うがたま)
06 岩戸開(いわどびらき)
07 叢雲(むらくも)
08 魔王退治(まおうたいじ)
09 五矢(ごや)
10 鬼門(きもん)
11 道祖(どうそ)
12 所望分(しょもうわけ)
13 蛭児(ひるこ)
14 笹結(ささむすび)
15 橋引(はしひき)
16 醜女退治(きじょたいじ)
17 空所(くうしょ)
18 順唄 (じゅんばい) 
19 日本武尊(やまとたけるのみこと)
20 白露(はくろ)
21 釣弓(ちきゅう)
22 産屋(うぶや) 
23 荒神舞(こうじんまい)
24 二之矢(にのや)
25 普照(ふしょう)
26 湯之父(ゆのちち)
27 国譲(こくじょう)
28 獅子(しし)